2023/3/30

価値発信編

価値発信編

ホームページの基本は?

すばり、価値発信です。詳細は省きますが、ホームページそもそもの役割はただ一つ。自社の価値を伝えることです。「ホームページ編」で挙げた5つの用途のすべてが、こことつながります。
検索サイトで上位に表示されるのも、調べる人たちにとって価値があるからです。これこそが最大のポイント。基本中の基本です!
 

自社の価値がわからない……

ときどき、こうした質問を受けます。そんな方はまず、普段ご利用くださっているお客様に「どうしてウチを使ってくれるんですか?」と、質問してみてください。その答えにヒントがあります。
ご自分で「ウチの価値くらいわかってる」という方も、できればそうしてください。客観性はとても大切です。まずこれを第一歩として、価値の整理に取り組んでみましょう。
 

自社の価値を知る基本とは?

どんな仕事でも、誰かが対価を払ってくれているなら、絶対に価値はあります。だからお客様に確認するのですが、そのままでは使えません。言われたことを否定せず、素直に受け取って、その中身を吟味しましょう。どうしてそう言われるのかなぜそれができているのか……。
もし、たまたまできていることなら、意図的にやることを考えてみましょう。そうすることで、効率が上がり、お客様に一層喜んでいただけるうえ、新しいお客様を増やすことも可能になります。この取り組みには、ビジネスを健全に成長させる大きな可能性があります。
 

どうやって伝えたらいいの?

「みんなの失敗談」でも触れていますが、伝えたいことを一方的に書いてもダメです。相手がいることなので、基本は初対面の人に伝えるのと同じと思ってください。初対面の場合、いつも一緒にいる人とは勝手が違うはずです。つまり相手に合わせて伝えるということです。
 

ネット上での「相手に合わせる」とは?

相手に合わせるといっても、ホームページに記事を書くときには、具体的な相手はいません。でも、それなりにやり方があります。そもそも相手は、検索をした上でページを見ています。つまり、なにかしらのニーズを持っているということです。
ニーズを持っている中にもレベルがあります。ただ困っているだけなのか? それなりに解決方法を知っているのか? 御社の解決方法を詳しく知っているのか? 詳しく知っているなら、条件さえ合えば仕事にできます。それ以前の皆さんには、それぞれの状態に対してマッチした表現が必要です。
 

相手にマッチした表現とは?

例えば困っている場合「こんな風に困っていませんか?」という情報が重要です。相手もそれで検索してくるので、これが書いてあるとヒットしやすいですし、自分のことをわかってくれるという期待も持ってくれます。それなりに解決策を知っているなら「こうできます」「こうなります」という結果を示すと有効です。
詳しく知っている場合は、条件合わせだけですね。急いでいる場合なら「即日対応」が効くでしょう。予算感を示すのも悪くありません。ただ、本当の対面とは違いますから、そこは欲張ってはいけません。なお、商品名などをただバーンと載せるだけでは、まったく意味がありません。それは、わかっておいてください。
 

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