2023/3/1

実績はあるけど外に出せない(各種工事編)

実績はあるけど外に出せない(各種工事編)

「なぜ実績を載せたいのか?」を掘り下げることが大事

いろんな立派な工事に参加してるんだけど「うちは下請けなんでそれが書けない」なんて話もよく耳にします。そもそも、なぜ実績を載せたいのか? が大切です。
下請け工事を受注したい場合は、実はあまり実績は関係ありません。むしろ、仕事の質価格スピード感などの優位性が重要です。ここでいうスピード感には、資材や人工の手配力も含まれます。

下請け工事を脱却して、自社での受注を考える場合に必要なのは、実績よりも実例です。実績というと、たくさんの件数が必要になりますが、実例なら少数でかまいません。要は「なにができるか」を伝えられればよく、個別に交渉して了解を得ることも可能な数です。いうなれば「イメージ写真」でも構いません。

いろいろな技術力を説明するのに、実例を使いたい場合もあります。この場合も実例であって、実績ではありません。また、大切なのは技術の内容よりも、そこで得られるメリットです。メリットを前面に出せば、技術の話は概要レベルで十分です。

ホームページは、直接会うためのきっかけ作りの場です。「話が聴きたい」と思っていただけるレベルでいいのです。
実績の数で勝負したい! という場合は、そのままで大丈夫。画像はイメージ写真で良く「こういう仕事を〇件やった」という訴え方をします。
いずれもポイントは「訴えることを絞る」こと。それにマッチした「内容」があればいいということです。
 

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