2023/3/1

実績はあるけど外に出せない(モノづくり編)
実績はあるけど外に出せない(モノづくり編)

実績はあるけど外に出せない(モノづくり編)

実績はあるけど外に出せない(モノづくり編)

見せられない現物をぼかすより、大雑把な図説の方が効果的

東海地方は、モノづくりの会社が多いですよね。それが故に、多いのが「立派な実績はあるけど、自社サイトに載せられない!」というお話。
それを無理して出そうとして、よくわからない製品の一部だけを見せたり、写真をボケさせたり、いろいろごまかしながら書いてみたりというケースを目にすることがあります。
しかし結果として、ちっとも実績としては響かないですし、かえって信頼を落としてしまうケースもあります。

そもそも論ですけが、皆さんはホームページを見て、いきなり実績を信じますか? もちろん実績は大事ですが、もっと優先していることはありませんか?
結論からいうと、その実績によって「どういう価値を提供できたか」ということだと思うのです。

自動車の部品を例に取ってみましょう。まず、3D画像の素材集などを使って、どのメーカーの車でもない、それっぽい画像を見つけます。そして、エンジンの中で役に立ってるのであれば、そこから引出線を一本。
そこに、例えば「エンジンの動きをスムーズにして、静音に役に立っています」や「燃費の改善に貢献しています」と書きましょう。
加えてそこに、御社の価値=果たした役割を書くのです。独自の技術で静音化とか、複合システムで燃費を改善とか。基本的にはイメージできればよく、詳細は興味を持ってもらえるレベルで十分です。

検索する人がほしいのは、解決策と現実味を持った手応えです。実績は、それらがあってはじめて意味を持つ「裏付け」でしかありません。見せられない現物をぼかすより、大雑把な図説の方が効果的です。
詳細は会って伝えればよく、ホームページはその「きっかけづくり」の場です。詳しく出さないことも含めて、御社の「信用」になります。
 

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